2023年2月24日、福岡県筑紫野市にある老舗高級旅館「大丸別荘」が大浴場のお湯を年に2回しか交換していないことがわかりました。
本来、大浴場のお湯の取り換えは、週1回以上行う必要があります。
この大丸別荘のオーナーは誰なのでしょうか、調べていきます!!
週1のお湯の取り替えを年2で行う大丸別荘
福岡県によると昨年、大丸別荘は県保健所の検査で浴槽から基準値の最大3700倍のラジオネラ属菌が検出されました。
それにより県が詳しく調べたところ、全ての湯を取り替える「完全換水」を週1以上で行わないといけないところを年2回の休館日のみ実施していました。
また塩素濃度は1リットル当たり0.4mg以上にするところ、必要濃度が保たれていないこともわかりました。
大丸別荘の当時の社長は山田眞!
大丸別荘の当時の社長は山田眞(真)です。
ホームページに名前が載っていないのですが特定宿痾伯事業者の書類に代表者として山田眞とありました。
残念ながら、山田社長の顔写真を見つけることはできませんでした。
また今回の件で、山田社長は「公表は控えさせていただいております」とコメントを出していました。
NHKの取材に対し、
「条例の規定はわかっていたが、常に源泉からお湯を入れて循環させる仕組みなので大丈夫と思っていた。
何年前から違反していたかわからないが2019年には違反していたと思う。」
と話しています。
山田社長は総支配人と料理長を兼任する経営者ということです。
総支配人と料理長兼任ってすごいですね。
小さな旅館ならできそうでもなさそうですが、41室もある老舗旅館でそれをやるとは相当やり手な社長のようです。
しかし、調べていると2020年の12月の総支配人は
外木場大倫さんになっています。
13時頃には該当ページにアクセスできましたが今は他のページに飛んでしまいます。
今回の件を受けて、削除したと思われます。
山田社長は2013年頃、総支配人も勤めていたそうでその後、外木場さんに変わったようです。
ただし、現在も外木場さんが総支配人かはわかりません。
【 追記 】
現在は総支配人だった外木場さんが社長になっています。
大丸別荘の前社長・山田真、自殺!
2023年3月12日午前7時ごろ、筑紫野市の山道で遺体で見つかりました。
近くには山田前社長の車があり
「申し訳ない、全ては自らの不徳の致すところ。あとは頼む」
と手書きの遺書がありました。
警察は自殺と見て捜査をしています。
ネットの声
今から20年ぐらい前に家庭用24時間風呂を使用していた高齢者がレジオネラ菌感染症が原因で死亡したことで一躍レジオネラ菌が広く知れ渡り、循環型の入浴施設でも同じく高齢者が感染死したため基準が厳しくなっていた。そんなことがあったことを同じ入浴施設を営む者として知らなかったはずはない。 随分前に入浴したのを覚えているけど、当時宿の印象を含めとても好感持てたのだが、それも全て偽りだったのかと疑ってしまう。 また同じ二日市温泉の他の宿も大丈夫なのかと疑いの目を抱いてしまう。温泉地全体のイメージダウンを避けることは出来ないでしょうね。 残念の一言に尽きる。
ここの旅館の口コミ見ると温質が良いっていうコメントが多かったがそれは単に湯の交換しなかったからかもな。 こういうことやってる旅館なら料理の食材も産地偽装とかしてそうですね。仮に食材の産地偽装までしていたなら信頼回復できずに旅館廃業でしょうね
基準値の3700倍とかぶっ飛んでる数値。 ここまで汚いと、調理場などのほかの場所もちゃんと清潔にされているかもわからない。 発覚してからの虚偽報告も複数回、そして今回も公表を差し控えるとのコメント、、、もうまったく反省しているとは思えない。 こういう対応しかできない会社はまたやるよ
まとめ
福岡の大丸別荘の社長についてお伝えしました。
このようなニュースが流れると、
風評被害で他の旅館の予約がキャンセル増えそうですね。